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YAP繋がる通信~文化と地域デザイン講座 中村まいさん~

以前記事協力を頂いた、お茶の水女子大学博士後期課程「中村まい」さんが、「文化」×「地域」×「デザイン」を総合的に考える場として発足した「文化と地域デザイン研究所」にて、2023年5月21日に「日本を代表する郷土 芸能・阿波踊りにおける地域との関係性」という講座を開催されました。


当日は、郷土芸能や徳島県の関係者、アートマネジメントに関心を有する方々、企業人、文化行政を担当する公務員や文化財団職員、大学の学部生・院生など、文化政策に関心を有する多彩な方々が参加されました。


講座では江戸時代からの阿波踊りの歴史を概観した後、中村さんと研究所代表の松本茂章氏との対談形式で、現在の阿波踊りについて議論されました。




「阿波踊り」がどういう踊りなのかというくだりでは、いきなりその場で皆さんに踊っていただくサプライズも起りました!阿波踊りは踊ってなんぼ、どなたも嬉々として参加してくださいました。



藤棚連から青法被が提供されており、皆さん法被を着て大盛り上がりでした!




当日は大阪天水連の連長さんも来てくださり、名人芸を披露。

参加者の皆さんも、踊りを体感した後に実際の担い手の踊りを目の当たりにされ、「阿波踊り」という踊りの間口の広さ、奥行きの深さを理解されたと思います。



その後の質疑応答では、時間を超過するほどの質問が飛び交い、充実した時間を過ごせました。ただの民俗芸能ではなく、社会インフラとして成り立っている阿波踊りの姿に驚かれ、参加者の皆さんの分野や地域で、こういった広がりが可能になるのか、議論が白熱しました。


文化と地域デザイン学会は、文化政策と地域政策の学際的融合だけでなく、他分野を複眼的にとらえ、プラグマティズム(「行動」や「実践」が語源)に基づく活動を目指しております。横浜阿波おどりプロジェクトとしても、色々ご協力出来ればと考えております。


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