以前ご紹介した「阿波踊り体操」ですが、監修をされている「徳島大学 人と地域共創センター」センター長の「田中俊夫 教授」より、阿波踊り体操リーダー養成講座用の資料を共有頂きました。
今回はその中から、阿波踊り体操の負荷に注目してご紹介させて頂ければと思います。
踊ったことのある方はよくわかると思いますが、5分も連続で続けると結構大変です。阿波踊りは下記のような姿勢を取ることからスクワット効果があります。手が加わることで、さらに全身を持続的に動かす有酸素運動にもなります。
これらの特徴を生かした「阿波踊り体操」には、以下の効果があります。
では、実際どの程度の負荷なのか、測定結果がございましたので共有いたします。
以下は阿波踊り体操(3 分 30 秒)のエネルギー消費量の測定シーンです。
(ミナトAE 300S によるエネルギー代謝測定)
また、有名連踊り子Oさんの心拍数データもございますので共有致します。数値を見るだけでかなり高負荷なのが分かりますね。
阿波踊りの心拍データからは、私が勝手に 最大心拍:180 安静心拍:60 としてメッツに変換いたしました。測定結果を他の運動と比較してまとめたのが以下となります(ざっくり計算なので誤差はご了承下さい。。。)
阿波踊り体操は、ラジオ体操第1とほぼ同じ負荷となります。楽しく踊って同じ効果があるのであれば素敵ですね。
そして阿波踊りを本気で踊った場合、なんと時速10kmのランニングと近い負荷となっております。体感でなんとなく納得いきますが、時速10kmは結構な早さです!かなりの負荷です!
ちなみに、昔ダイエットでよく走っていた頃の経験で、時速10kmで60分走れば消費カロリー約720kcalです。体重1kg減らすのに必要なのが7,200Kcal、約10日間続けて1kg痩せれる、という計算です。
阿波踊りの練習は、ずっと踊り続けるわけではないですが、2-3時間かけて動くことになるので、1回辺りしっかり動けば10回の練習で1kg痩せれるかもしれないです!
ダイエットに良さそうです^^
阿波踊り体操は、シニアや阿波踊り未経験者でも実施しやすいように編成されています。脳トレや、ゆったりリラクゼーション編、アクティブチェア編などの全11バージョンがあります。
横浜阿波踊りプロジェクトでは、阿波踊り体操を生かした福祉活動にも取り組んでおります。見て、踊って、そして一緒に体操して、楽しい生活を送っていきましょう!
Comments