2022年9月22日、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会 第7回実行委員会に参加致しました。前回に引き今回もWebでの参加とさせて頂きました。
<会議資料添付>
今年の来場者数は46万人、ピークの120万人に比べると少ないですが開幕式で見た皆さんの笑顔、そして感じた活力は素敵でした。
横浜阿波おどりプロジェクトにも、3年ぶりの阿波踊り開催を受けていても立ってもいられず活動の場の問合せを頂いた方もいらっしゃいます。
阿波おどりを通じて様々な人が影響しあっている、とても良い事例だと感じております。
また、コロナ禍第7波の中での開催において、様々な意見があると思います。コロナ禍での開催について報告及び議論がありましたので共有致します。
さて委員会ではまず初めに、2022年阿波おどりの開催結果の報告がありました。以下簡単に共有致します(%表示はチケット販売率、数字は人数です)。収支に関する報告は次回になる予定です。
詳細は添付の報告書をご参照ください。
<阿波おどり参加者>
有料演舞場:前夜祭32.7%、選抜阿波おどり64.5%、藍場浜演舞場74.3%、南内町演舞場63.6%
無料演舞場:2カ所 来場者数 14,900 人、
おどり広場等 4カ所 来場者数 13,200 人
4日間推計 460,000人
<JR四国利用率>
近距離(100km未満≒徳島県内) 2018年対比約65%
長距離(100km以上) 2018年対比45%
今回が初参加の学生さんからは以下の感想を頂きました。学生(小中高含めて)さんはコロナ禍の行動制限の煽りを一番受けている世代だと思います。特に私は横浜で実際に学生と接しているので余計に感じます。今回学生にとっては素敵な経験になったと思います。
殆どが初めての阿波踊り、楽しくていい思い出、一方で感染者が出ているところには甘かったかなという感想。
感染者が出ているところには甘かった、出たことは仕方がないかな、一丸として楽しめたのでいい思い出
今回は、持続可能性の担保に向けて“祭りごみの回収システム”に関する調査が行われております。実施された結果として、総じてやりがいを感じ、ポジティブに捉えているとともに、継続化への課題提示もありましたので共有致します。
観光客の9割がゴミ分別にポジティブ、ボランティアへの感謝の言葉も頂いた
ただ実施できたのはがボランティアの根性、経費も持出し、よって継続化へ点では協賛枠で項目を作って欲しい
次に、徳島大学病院感染制御部、及び委員メンバーより、コロナ禍での開催について報告及び議論がありましたので共有致します。
本件、前提として経済も観光も行動制限無しとする行政の指針に倣っています。しかし、そもそも論で言うなら同様に医療も制限無し、即ち感染症法上5類相当であるべきですが、現状2類である以上大型イベント開催が難しい。そこで感染対策のマニュアル作成・実施を前提に、実行委員会にて阿波踊りの実施を決定しております。
それを踏まえ、現状報告、及び今後への課題提案がなされました。
<現状報告>
現実として、盆前から医療が逼迫、受入れ先が決まらない異常な状態となり、第7波で医療現場は崩壊、医療施設の減現場は疲弊している状況
阿波おどり連からの陽性者が発生
阿波おどり後の陽性者増加というニュース、潜伏期間から考えると妥当
阿波踊りが陽性者の増加に影響はしている可能性はあるが、他県含めて全体での陽性者数の統計値は類似(徳島だけの特異点は無し)
陽性者が出た事について、以下課題としました。
<課題>
アンケート結果、回答頂いた連には大感謝、次には匿名でもいいので何人患者が出たのか、その要因は何か、等を加えてアンケートして欲しい。
感染者が確認されても保健所は機能しない(堤防決壊していた)。従い、事務局で相談を受け専門家が見解を出せるようにしていたが、連によってはそれを知らず自己判断で困っていたのではと推測する。
マニュアルの周知徹底は本当に難しい。各連に衛生管理担当者を設置する、Web含め面談にてしっかり告知する等、徳島大学病院感染制御部が主体となるべきだった。
資料自体は医療現場が作っているので、トイレ等不特定多数の利用する場所には70%以上のアルコール設置遵守など、直接医療現場から伝えればよかった。
こういった議論=言論の場であり、市民の意見であるならば、実行委員会から行政への2類から5類への変更の打診を提言を致しました。
最後に、次回へ繋げるために様々な課題の提言がございましたので共有します。引き続き実行委員会で、未来へつなげるための議論が出来ればと思います。
スタッフのお客さんへの対応、挨拶など来期への課題
控室が少し狭かったのではないか
桟敷の誘導スタッフは事前準備が必要だったのでは
通り過ぎた後の桟敷への演出
トイレウォシュレット欲しい
Comments